新型コロナウィルス感染症(武漢肺炎)に伴う専門用語

新型コロナウィルス感染症(武漢肺炎)に伴う専門用語

新型コロナウィルス感染症(武漢肺炎)

こんにちは、
秘書猫みーでございます。

突然ですが皆さん、去年の春はどんな思い出がありますでしょうか?

春らしい過ごしやすさの中、花見や飲み会、入学式や新しい会社への入社などなど、1年のスタートに相応しい時間を過ごされていたと思います。

しかし、今年の春はその面影を微塵も感じ得ません。

世界的に大流行している新型コロナウィルス感染症(武漢肺炎感染症)は、世界各国で猛威を奮い、我々はたちまち戦時下のような状況になってしまいました。

そんな中、テレビ、そしてインターネット上ではこの感染症に対する様々な専門用語が我々の耳に入ってきましたよね。

例えばこんな感じ‥。

「濃厚接触がクラスターでオーバーシュートなロックダウンはアフターコロナ待ちの可能性があるのでステイホームせよ」

例えるなら、戦争中の無線で使用する暗号とでも言ってよいでしょうか。

そんな訳で、今回は新型コロナに付随する専門用語を分かりやすく解説させて頂きます。

ロックダウン(都市封鎖)

ロックダウン(都市封鎖)

ロックダウンとは、英語の「lockdown」からきている言葉。

今回の新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)の場合、「都市封鎖」という意味合いで使用されるケースが目立ちます。

具体的な内容としては「対象エリアの住民の活動を制限する」などが挙げられ、主に外出禁止令などが代表的です。

他には公共の施設や道路などで、外部からの進入者に対して内部の人間の安全確保のため建物を封鎖したり、人々の抑留や屋外活動を禁止して監禁することを意味します。

ちなみにインドで外出禁止中に外出した若者は厳しく指導されております(汗

日本のロックダウンに対する方寸

海外の事例を参考にすると、ロックダウン下のエリアでは、行動が大きく制限される傾向にあります。

しかし、日本の場合は憲法の問題でロックダウンは出来ません。

実際には緊急事態宣言による法的強制力が無い”自粛要請”が精一杯の状態です。

最終的な判断を下すのは個人に委ねられるため、感染拡大の抑止力に疑問を呈する声も上がっています。

オーバーシュート(爆発的感染拡大)

世界的パンデミック

「行き過ぎる」「度を越す」などの意味がある「オーバーシュート」。

新型コロナウイルスが猛威を振るう現状では、「予測以上の爆発的な感染拡大」を意味する言葉としても用いられています。

具体的には2日〜3日の間に累積患者数が倍増し、その傾向が継続した状態のことをオーバーシュート(爆発的な感染者の増加)の状態と定義。

残念ながら東京都内に関してはオーバーシュートの段階に入ったと言わざるを得ません。

オーバーシュートによる都市封鎖や非常事態宣言

既にイタリアやスペイン、そしてアメリカを中心に感染者が続出しており、オーバーシュートが現実のものとなった国もあります。

オーバーシュートが拡大し「ロックダウン(都市封鎖)」の実施や「非常事態宣言」が発令された国も多くなってきました。

日本は憲法の影響により、強制力のある宣言が出せない状況にあります。

そんな中、各国首脳が電波を通じて非常事態宣言を発令するような事態に陥っております。

特にイギリスのジョンソン首相の鬼気迫る非常事態宣言は世界で大きな反響を生みました。

クラスター(集団感染)

クラスター(集団感染)

クラスターとは本来「同種の物・生物などの集団・一団」という意味を持つ単語ですが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、小規模な「集団感染」を表す用語として世間一般にも知られるようになりました。

主にクラスター発生する条件として3密と定義される場所が発生リスクが高いとされています。

そのためには以下の「3つの密』の集まる場所を避ける必要性があります。

  1. 換気の悪い密閉空間
  2. 多数が集まる密集場所
  3. 間近で会話や発声をする密接場面

クラスターが発生しやすい場所

日本国内では前述された3つの密の条件が揃ってしまい、残念ながらクラスター感染が発生してしまったケースが多発している状態です。

特に病院内での院内感染率が爆発的に増えており、日本も危機的な状況へとフェーズが変わり、医療崩壊寸前の所まで来てしまいました。

クラスターが発生してしまう、主な施設について改めて把握していくのが重要な局面となりました。

発生例
  • ライブバーや展示会を介した感染
  • スポーツジムを介した感染
  • 屋形船を介した感染
  • ライブハウスを介した感染
  • スクールを介した感染
  • 飲み会や花見
  • 格闘技観戦

まとめ

普段のライフスタイル

法的な強制力がない日本において、自粛要請が精一杯な状態下にある今現在。

海外でも若い年代の方が生死を彷徨い、その苦しみをSNSなどで配信するなか、日本においては花見をしたり、ショッピングを楽しんだり、感染者の少ない場所へ観光へ行ったりなどその行動に甘さが見えざるを得ません。

海外からは賛否両論の目で見られております。

もし自分の行動の緩さのために大切な家族が感染して亡くなってしまったら。

もしあなたの自粛出来ずに他の人が感染してしまい、他人の家族が感染してしまって帰らぬ人となったら。

その想像力さえあれば、かならず日本は元の生活に戻れると
わたくしみーは信じております。

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