コロナワクチンでよくある誤解 その①【もうマスクはいらないの?】
こんにちは、
秘書猫みーでございます!!
ここ最近は、東京オリンピック・パラリンピックの無観客決定、更には東京都内では4度目の緊急事態宣言が発令するなど、依然厳しい状況が続いています。
更には1日の感染者数が1,000人を超える状態まで感染者が拡大と、未だに新型コロナウィルス感染症に翻弄され続ける日本。
そんな中、新型コロナウイルス対策の切り札と言われてきたワクチン。少なくとも1回接種を終えた人の数は、これまでに全国で3,000万人を超えました※2021年7月現在
内訳は高齢者を含む一般層が約2430万人、医療従事者等が約595万人。
・1回目の接種を終えた人の数が2000万人を超えたのは6/16で、約2週間のハイペースで1000万人が摂取した計算となります。
・2回目の接種まで終えた人の総計は約1600万人
皆さんの周りにも「もう受けた」という人が出始めて、「ワクチン接種を終えたら以前の日常生活に戻れるのでは…」と期待する人もいるのではないでしょうか。
マスクを外せるという期待感
既に1年以上にわたる自粛生活、その中でもマスク疲れが顕著に見受けられ、
「ワクチン打ったらマスク外していいの?」
「友達とマスク無しで会食していいの?」
「正直、マスクをもう外したい。息苦しいし、買うのにお金がかかる」
このような声が溢れており、ワクチンを接種することで、これまで推奨されてきたマスクを外せるという淡い期待感があるのではないでしょうか?
しかしながら、ワクチンは感染症の発症や重症化を予防できることが期待されていますが、他の方への感染をどの程度予防できるかは未だに未知数。
また、ワクチン接種が徐々に進んでいく段階では、ワクチンを摂取した方も受けていない方も共に社会生活を営んでいくことになります。
ワクチンの有効期間は不明
海外ニュースなどでは、感染を防ぐ効果をうかがわせる報告も出ていますが、完全に確定された結論ではありません。
新型コロナウイルスのワクチンは、非常に短期間(およそ1年)のうちに開発され、接種が開始されました。
そのため、ワクチン効果が長期的にわたって持続するものかに関するデータの蓄積が乏しいと言わざるを得ません。
ワクチンの有効性が明確になるのはまだ先
ワクチンの長期的な有効性が明確になるまでには、数カ月から数年が必要になるため、場合によっては再感染の可能性も否定できません。
これまでに報告されている再感染の観点から、異なる株の新型コロナウイルスに変異すれば、再び感染爆発するケースも確認されています。
そのため、開発されているワクチンがどの程度の期間、このウイルスに対して有効性を維持するのか、私たちには全く分かりません。
ワクチンを接種してもマスク着用は必須
前述した通り、ワクチンを接種してお互いに抗体ができている前提であれば、感染リスクが低くなることに誤りはありません。
しかしながら、ワクチン接種後にきちんと抗体がついているかどうか抗体検査を誰もができる状況ではないのが現状です。
更には、接種した人同士でも、片方の人間にうまく抗体ができていなかったり、ワクチンのターゲットと異なる変異したウイルスを持ち込んだりされると、拡散され、感染してしまう可能性も考えられます。
その為、少しでも感染リスクを減らす行動をする必要があり、感染流行期にはできる限り複数の対策をとるなかで、効果性の高いマスクをつけておくべきと、多くの感染予防の専門家が提唱しています。
大きな理由として、ワクチンを打ったあとも感染するおそれがあり、知らないうちにほかの人に広めてしまうおそれがあるからです
まとめ
皆さま如何でしたでしょうか。
アメリカやイギリスなどでは、ワクチン接種率が人口の40%を超えてたことで、マスク着用の義務を緩和する報告へ舵を切りました。
しかしながら、日本では全体の20%に留まっており、ひとつの基準値である40%の摂取率まで少し時間が必要です。
また、ワクチン摂取が完了しても感染リスクがある以上はマスク着用は引き続き有効な予防策として必要不可欠。
- マスク着用
- 「3つの密」の回避、
- 石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒の励行
を徹底しながら感染を予防していきましょう。