コロナワクチン 3回目の摂取?ブースター摂取とは?
こんにちは、
秘書猫みーでございます!!
年の瀬も近づきつつある今日この頃‥、
しかしながら、年末年始の祝賀ムードとは言い難い状況と言っても過言ではありません。
その理由が新型コロナウィルス感染症の変異株「オミクロン」
世界的に見ても過去に類をみないスピードで感染拡大していると言われており、イギリスのロンドンではデルタ変異株を上回ってオミクロン株が主流になったとの事。
日本でもオミクロン株の水際対策をめぐり、空港周辺の隔離施設を確保するなど、パンデミックの可能性に向けて粛々と準備を進めています。
3回目のワクチン接種「ブースター摂取」
そこで重要になってくるのが、変異株に対応するためのワクチン追加接種ではないでしょうか?
新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種(ブースター接種)について、厚生労働省は12月から3回目の接種を始める方針を打ちだし、15日から全国の自治体や医療機関などにファイザー製のワクチンの配送をスタート。
海外に於いても、2021年7月にイスラエルで追加接種が開始されているほか、同年8月以降には、米国や英国等、複数の国で追加接種が行われています。
そこで 今回はコロナワクチン3回目の接種、いわゆる「ブースター接種」について簡単ではございますがご紹介させて頂きたく存じます!
ブースター摂取とは
まずは「ブースター摂取」という呼び名について解説させて頂きます。
一度ワクチン接種を完了して、新型コロナウィルスに対する免疫がついた人に対して、数カ月後にもう一度ワクチンをうつこと、これを「ブースター接種」と呼んでいます。
ちなみに、日本で接種が進められているワクチンは発症予防効果等がある一方、感染予防効果や、高齢者においては重症化予防効果についても、時間の経過に伴い徐々に低下していくことが示唆されています 。
また、追加接種を行わなかった場合と接種した場合を比較すると、感染予防効果や重症化予防効果等を高める効果が臨床試験や様々な疫学研究等で報告されています。
気になるブースター接種の副反応は?
そんなブースター接種ですが、最も気になるのは副反応ではないでしょうか。
ファイザーなどの発表によると、海外で行った治験に於いて、3回目の接種後の副反応は2回目までとほぼ同じ程度だったということが発表されました。
具体的なデータとして、2回目の接種を受けた16歳~55歳のおよそ2,500人と、3回目の接種を受けた18歳から55歳の300人について、それぞれ接種から7日以内の症状を分析した結果とのこと。
ちなみに2回目のワクチン接種を行った際の副反応をここでおさらいしておきましょう。
起り易い副反応
・注射した部分の痛み
・発熱
・倦怠感
・頭痛
・筋肉や関節の痛み
・寒気・下痢等の症状
こうした症状の大部分は、接種の翌日をピークに発現することが多いですが、数日以内に回復していきます。
ブースター接種の間隔・対象者
また、2回目のワクチン接種と同様、3回目のワクチン接種を行う際は定められた間隔をあける必要性があります。
今回は、2回目の接種完了から原則8ヶ月以上経過した後、順次、3回目の接種を受けることが可能です。なお、重症化リスクが高い方や、重症化リスクが高い方との接触が多い方、職業上の理由などによりウイルス曝露リスクが高い方は、特に接種を優先していくとの指針も併せて発表されております。
また、感染拡大防止や重症化予防の観点から、初回(1回目・2回目)接種を完了したすべての方に追加接種の機会を提供することが望ましいとされています。
1回目・2回目の接種とは異なるワクチンを使用は大丈夫?
追加接種に使用するワクチンは、初回接種に用いたワクチンの種類に関わらず、mRNAワクチン(ファイザー社のワクチンまたは武田/モデルナ社のワクチン)を用いることが適当であるとされています。
また英国での調査結果によると、日本で薬事承認されている接種間隔と異なることに留意する必要があるものの、いずれのワクチンにおいても、対照群(髄膜炎菌のワクチンを接種)と比較し、接種より28日後の抗体価が有意に上昇するとともに、副反応は全てのワクチンの組み合わせで同様であり許容される旨、報告されています。
追加接種において、効果や安全性を評価した米国の研究によれば、1回目と2回目と同じワクチンの使用(同種摂取)、異なるワクチンの使用(交互接種)の抗体価の上昇は良好であること、また副反応に関しては、初回接種で報告されたものと同程度であり、交互接種と同種接種で差が無かったと報告されています。
まとめ
如何でしたでしょうか?
2年連続で新型コロナウィルスに翻弄されてしまった年末。
水際対策もさることながら、1年で一番の稼ぎ時である飲食店に於いては、忘年会の自粛で大変厳しい状況ではないかと思われます。
個人的にはボクシングのビックイベントが消滅したのが痛かったですが‥
しかしながら、人の流れや気象条件やワクチンの接種状況などの、さまざまな条件を組み合わされ、12月になるとワクチンの効果が薄れ、年末の飲食の機会が増えることから、新型コロナウイルスの感染者が再拡大し、感染の第6波が来ると予測されています。
まだまだ先が見えない状況ですが、我々が出来る感染症対策をしっかりと行い、来たる2022年を迎えて参りましょう。