中性脂肪について
こんにちは!
秘書猫みーでございます。
気付いたらあっという間に12月ということで。
今年は例年になく暖冬ということで「あれ、もう12月なの?」という方も多いんではないでしょうか。
しかし、暖冬と言えども1年の締めくくりの月とあって、皆さん忘年会や年末年始などに様々なイベントが目白押しかと思うんです。
そこで心配になってくるのが飲み過ぎや食べ過ぎで体重が増えすぎてしまうこと。
一時的であれば良いんですが、長年の蓄積で中性脂肪の数値などが高い人は要注意です。
今回は年末年始を過ごすにあたって知っておきたい中性脂肪のことについてお話させて頂きます!
中性脂肪についてのおさらい
まずは中性脂肪について改めておさらいしましょう。
中性脂肪は主に体のエネルギー源として利用されるんですが、余った中性脂肪分は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられてしまうんです。
また、血液中の中性脂肪値が基準値より高いと、動脈硬化のリスクが高まったり急性膵炎、脂肪肝の原因になることも。
そしてこの中性脂肪、一番関係性が深いのが食事。
いわゆる食べ過ぎなどによるエネルギーのとり過ぎが、中性脂肪値を上げる最大の原因です。
中性脂肪を抑える食事が基本
中性脂肪の数値が高い方はいわゆる「血液ドロドロ」の状態になります。まずは血液が”サラサラ”になるような食生活が大事になります。まずは基本となる食習慣をご紹介しましょう。
主食を食べ、動物性脂肪をひかえめにする
主食と言われている穀物類(ご飯、パン)には脂質が少ないので、きちんと食べることが重要です。また、動物性脂肪が含まれている肉類を少し控えめにしましょう。
新鮮な魚類を多く食べる
新鮮な魚には、動物性脂肪でも、EPA(イコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)という成分が含まれてます。肉を少なめに、魚をとり入れる工夫をすることで、中性脂肪を抑える効果が期待できます。
植物性タンパク質と食物繊維を積極的に摂る
植物性タンパク質には、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。その代表は大豆類で、豆腐、納豆など大豆食品を毎日の食事にとり入れるのもポイントです。
中性脂肪を高めない4つ工夫
最後になりますが、前述させて頂いた「食事の基本」をベースに、中性脂肪を高めない為4つの工夫をご紹介させて頂きます。
何事も腹八分に
中年の方などは、若いころと同じような食事量のままの方もいるようです。慢性的な食べすぎによってエネルギーが消化できないと、最終的には中性脂肪となり肥満の原因になります。まずは、食事の際は腹八分目にしましょう。また夜間はエネルギーの消費量が少ないのでなるべく控えるようにしましょう。
急いで食べずゆっくり食べる
しっかりと咀嚼しないで飲み込んでしまうと胃腸で上手く消化されず、中性脂肪になってしまう原因になります。焦らず、ひと口ごとによく噛んで食べるように心がけましょう。
お酒を飲みすぎない
適量のアルコールには、善玉(HDL)コレステロールを増やす効果があります。ところがアルコールを摂りすぎると、今度は中性脂肪を増やす原因となります。適量となる1日当たりビールなら大瓶1本、日本酒なら1合、ワインならグラス2杯程度に抑えることが中性脂肪を高めない飲み方です。
適度な有酸素運動
中性脂肪の中でも内臓脂肪は様々な生活習慣病を引き起こす要因。しかし、適度な運動によって減らすことが可能です。軽めのジョギングなどの有酸素運動を1日10〜15分程度の運動などを生活の中に取り入れることで、中性脂肪を効率よく減らすことができます。
まとめ
如何でしたでしょうか。
これからスタートする宴会シーズンで急激に中性脂肪の数値が上がってしまい、いきなり病気になるなんてことは少ないと思います。
しかし中性脂肪とは『サイレントキラー』とも呼ばれ、徐々に危険因子が累積し「ある日突然・・」なんてことも可能性としては多分にございます。
忘年会や新年会など特別な時間を楽しみながら、しっかりとあなたの体の事を意識した年末年始にして頂けたら嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう!