【サイレントキラー其の三】日々着実に進行する動脈硬化

【サイレントキラー其の三】日々着実に進行する動脈硬化

サイレントキラー(動脈硬化)

こんにちは!
秘書猫みーでございます。

ここ最近は、企業のデータ改ざん問題や、財務省と国税が行ったとされる文書の改ざん問題などなど・・。様々な常識を覆す問題が取りざたされてる今日この頃。

そんな中、スポーツ界で衝撃的なニュースがありました。
そう、サッカー日本代表のハリルホジッチ監督の解任のニュースです。

直近の試合でテスト的な要素があったとは言え、そのゲーム展開にファンからも心配の声が上がっておりましたが、本大会を2ヵ月を切ってからの解任に各方面から驚きの声が上がってますよね。

理由の一因として、選手との信頼関係が多少無くなった、とJFAの会長がおっしゃってましたが、知らない間に選手からの不満も度々噴出するようになり、このような突然の解任劇に繋がったんだとか。

気付いたら選手と監督の間に、修復が出来かねる溝が出来てしまったての結果かと思われますが、この

 

「知らない間に・・、気付いたら・・、突然に、」

 

が今回のキーワードになります。そう、前回から連続で掲載させてもらってます「サイレントキラー」についてです。

数える事3回目になりますが、今回は動脈硬化についてのお話。

この動脈硬化とは「THE習慣病」とも呼ばれていて、日々の生活スタイルが徐々に蓄積されて突然発症する怖い病気。

皆さん、しっかりとメモの用意を!

 

心臓から送り出した血液をからだの隅々へと運ぶ動脈

動脈

さて、まずは動脈についてのちょっとした基礎知識を。

健康な動脈とは、からだの隅々に必要としている血液を送り届けるために十分な太さを保ってるんです。

そして皆さんご存知かと思うんですが、動脈は血流に合わせて「拡張」と「収縮」を繰り返しており、それによって血液が滞りなくかつ適度なスピードで、より先(毛細血管)へと流れていくという一連の動作を繰り返します。

このように本来は十分に太くて柔軟な動脈が、様々な要因で狭くなったり、硬く変化してしまう病気のことを動脈硬化と呼ぶんです。

 

動脈硬化の具体的な症状

動脈硬化の具体的な症状

様々な要因があるんですが、主に生活習慣からくるケースが多いこの動脈硬化。進行すると、内臓や足などが必要としている血液が十分に届かなくなるんです。

また動脈硬化がサイレントキラーと呼ばれる所以が、進行が途中までは非常にゆっくりしていて、自覚症状に現れないことなんです。

そして、動脈硬化があるレベルまで達すると、血液の流れが急に途絶えてしまうという現象が起きることがあります。

その現象は、ほんの瞬間的に起こります。

 

「急にうちのおばあちゃんがお風呂で・・」
「朝、そのまま目が覚めなかった・・」

 

このようなケースを耳にされた方も多いかと思うんですが、心臓や脳の筋肉に血液を送っている動脈(冠動脈)で起こると

 

  1. ・心筋梗塞
  2. ・脳梗塞

 

の発作が起きてしまうのです。

どちらも命につながりかねない危険な病気・・。

そのような病気を発症するまで、動脈硬化は自覚症状に現れずに進行する怖い症状なんです。

 

動脈硬化に関連する生活習慣病

動脈硬化ランキング

ここで、動脈硬化により引き起こす病気についてランキング形式でおさらいしておきましょう。

 

4位.慢性腎臓病

CKDは動脈硬化の進行と関連する因子の一つです

 

3位.メタボリックシンドローム

これらの病気は動脈硬化を引き起こす危険因子です。

 

2位.狭心症脳梗塞

動脈硬化はこれらの病気の重大な危険因子です。

 

1位.心筋梗塞

心筋梗塞は動脈硬化によって起こる病気です。

 

上記の症状により、日本人の4人に1人は動脈硬化による心臓や脳の病気で亡くなる事実。決して無視はできませんよね。

 

動脈硬化の予防と治療

適度な運動

さあ、ここで動脈硬化に対する予防策に進んでいきましょう。

動脈硬化症の進行をおさえるには、生活習慣病のある人はまずその治療が必要です。

ほかにも、次のようなことが動脈硬化症の進行をおさえ、予防にも効果的だといわれています。あくまで、病気の方は主治医の先生と相談の上で取り入れるようにしてくださいね。

 

適正な運動

あまり激しくない程度の運動をストレス解消をかねて適正な運動を習慣にしましょう。運動を継続的に行うことで、善玉コレステロールが増えることがわかっています。

 

バランスの良い食事

バランスの良い食事を意識しながら、食べ過ぎに注意し栄養バランスのとれた食事をしましょう。主に野菜、海藻類を中心に、いわしやさばなどDHA・EPAを多く含む青魚を多く摂取することで血管の状態が良くなると言われております。

 

薬物による治療

薬物による治療 動脈硬化症の危険因子の改善、合併症予防のために、脂質異常症、高血圧、閉塞性動脈硬化症などの治療薬を服用することがあります。

 

まとめ

如何でしたでしょうか。3部に渡ってお送りさせて頂きました「サイレントキラー」。

他にもそう呼ばれる病気はございますが、前回の糖尿病と動脈硬化は代表的な症状です。日々知らない間に蓄積されるのは、痛みもなく自覚症状が無いものです。

故に、日々の生活習慣に対して先を見据えた予防策を取る必要性を学んで頂けたのではないかと思います。

なんだかんだ言っても、最終的には健康が一番です。

皆さんのご健勝、そしてご多幸をお祈りさせて頂き、今回は筆をおかせて頂きます。

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