みんなよく知らない【健診と検診】の違い
こんにちは。
秘書猫みーでございます!
こないだの日曜日は、3月11日ということで東日本大震災から早7年という歳月が過ぎました。
あらゆる報道機関が、この出来事を風化させないようにテレビやニュースで特集を組んだりしてましたが、まだまだ被災者の求める復興には程遠いようです。
あの日、被災地にテレビの番組ロケで被災した”サンドウィッチマン”も言ってましたけど、
「今できることをひとつずつ」
これに尽きるんではないでしょうか。
私たちも、治験という業界ではありますがこの東日本大震災に遠巻きながら貢献できるよう日々頑張っていく所存です。
さて、今日は3月14日ということでホワイトデーってやつですか?
バレンタインにチョコをもらった男性諸君。
お返しにするものをチョイスするモノのセンスが試されるんで、気合が入ってるんじゃないですか?
確かにそれも大事なことなんですが、もっと大事にして頂きたいのは、食べたチョコをしっかりと消化してくれるあなたの肉体。
甘いものを食べるのもさることながら、美味しいものを食べても忙しくて運動もできないなんて方も多いと聞きます。
当然の事ながら、現状の身体の状態をチェックするためには健康診断が必須になるんですが、ちなみに皆さん、
「健診」と「検診」
の意味合いってご存知ですか?
「言われてみれば、どっともどっち」
なんて方も多いので、今回はその違いについてお話をさせて頂きます!
「健診」と「検診」の違い
ちなみに皆さん、パソコンなんかで文字変換するときに単なる変換ミスと思ってませんか?いえいえ、そんなんじゃありませんからね!
まずはここからハッキリさせましょう。
健診
「健康診断」のこと。健康かどうか調べ、病気の危険因子を早く見つけることができる「一次予防」
検診
「がん検診」などのように、特定の病気を早期に発見して早期に治療するための「二次予防」
どうでしょうか?
いずれも予防についてなんですが、言葉の違いは予防の段階によって使い分けてるという事なんです。
健診は一次予防、検診は二次予防
更に詳しく深堀してきましょう。
まず健診は先ほど申し上げた通り「一次予防」の段階になり健診は健康診断の略であり、健康を診断するものです。
会社で行う定期健診や、特定健診(特定健康診査)が主のものになり、
- ・肥満
- ・血圧
など、体の全体的なチェックを行います。生活習慣を見直すことが目的なので、一次予防の検査という位置付けです。
一方、検診は検査することを目的にしているため、
- ・ガン検診(胃・大腸・肺・子宮・乳がん等)
- ・歯科検診
など、特定の臓器を検査することを目的とした場合の検査を意味します。予防医学的には、早期発見が目的ですから、こちらは二次予防の検査となります。
3段階に分かれる予防策
そして最後に、段階ごとに行う予防策について、少しだけかいつまんでいきます。先ほどの健診と検診などの予防策を段階ごとにご覧下さい。
第一次予防(健康増進・疾病予防・特殊予防)
生活習慣の改善、生活環境の改善、健康教育による健康増進を図り、予防接種による疾病の発生予防、事故防止による傷害の発生を予防すること。
第二次予防(早期発見・早期対処)
発生した疾病や障害を検診などにより早期に発見し、早期に治療や保健指導などの対策を行ない、疾病や傷害の重症化を予防すること
第三次予防(リハビリテーション)
治療の過程において保健指導やリハビリテーション等による機能回復を図るなど、社会復帰を支援し、再発を予防すること
まとめ
如何でしたでしょうか。
健診と検診の違いについて、なんとなくお分かりいただければ嬉しいです。
いずれにしても
「自分の健康は自分で守る」こと。
そのためには、健診と検診は必要不可欠です。
是非、みなさんも現在のお身体の状態を把握したうえで、健康的なライフスタイルを築き上げて下されば嬉しい限り!
また、現在40歳以上の方の健診キャンペーンを行っておりますので、まだお申