【睡眠障害】よく眠れない・夜目が覚めたりする症状・原因・対策
こんにちは。
秘書猫みーでございます!
平昌オリンピックも昨日で閉幕という事で、2週間にわたって繰り広げられた熱戦もこれで終わりかと思うと、ちょっと寂しい感じもします。
そして、今回は史上最多のメダル獲得数だったみたいですね。
これはホントに凄いことで、次の東京オリンピックに向けて最高のお膳立てができたんではないでしょうか。
そんなこんなで、みなさんしっかりとメダルをゲットするもんで、遅くまでオリンピック中継を見てしまって寝不足になってる方もいるんじゃないでしょうか?
「いや、オリンピックじゃなくてもなんだか眠いんですよ」
えっ、そんな方もいらっしゃるんですか?
それって、もしかして睡眠障害という可能性ってないでしょうか?
この睡眠障害って生活習慣病にも大きく関与しているので注意が必要なんです。もしそのような”気配”を感じたら一刻も早く生活スタイルの調整が必要です。
そんな訳で、今回は、睡眠障害についてお話したいと思います!
睡眠障害を知ろう
睡眠に関係している様々な病気をまとめて睡眠障害と呼びます。ここでは特に生活習慣病としての関連性が強い睡眠障害として、
- ・不眠症
- ・睡眠時無呼吸症候群
を取り上げていきたいと思います!
不眠症
夜に何らかの原因で十分に眠れないことにより、昼間の生活に支障が生じてしまう症状のことを不眠症と呼びます。
基本的には高齢になるにつれ、不眠症に陥るケースが多くなると言われてますが、ここ最近は若い世代の不眠症の原因はも近年おおきく取り上げられてますよね。
主な要因としては
- ・喫煙や飲酒によるアルコール摂取
- ・コーヒーに含まれるカフェインなどの影響
- ・学校や仕事に関する精神的ストレス
- ・昼夜を問わない職業
このような理由が多いと言われてます。また、上記のような理由以外にも夜間頻尿など何らかの病気による症状が睡眠を妨げるケースになっていることも。
また、不眠症は近年、糖尿病や高血圧、うつ病などの発症を誘発したり治療を悪化させる要因としても注目されるようになりました。
睡眠時無呼吸症候群
そしてこの病気はここ最近の様々な事故にも大きく関与してますよね。特に交通事故のニュースなどでしばしば見聞きするようなってます。
夜間、十分な睡眠がとれていないため、急に昼間に眠気がやってきて、事故につながりやすいのです。
睡眠時無呼吸症候群はいくつかのタイプに分けられるんですが、一番多いのは、睡眠中に喉の気道が周囲の組織に圧迫されて呼吸が止まるタイプ。
このタイプは肥満の人に多く、生活習慣病の一つなんです。
肥満以外には、下あごが小さいことが関係している場合や、中枢性の原因(脳から出る呼吸の指令の乱れ)があります。
睡眠時無呼吸症候群では、単に昼間の眠気が問題なだけではなく、医学的には、高血圧や心不全などの原因となったり、それらを重症化させることが問題です。
睡眠障害の予防と治療
さて、ここからは睡眠障害に関する予防の話に入って参ります!
「うーん、眠れない」
そんなときの対策として、まずはじめに以下の睡眠環境をチェックしてみましょう。
- ・室内の照明を調整してみる。
- ・枕の高さを調整してみる。
- ・就寝前にお茶やコーヒーなどは飲まない
- ・朝、日光を浴びる為に早起きする
などです。
また、なんとか眠ろうと思って無理に寝床につくのは逆効果になることもしばし。逆に「眠らなければ」と必死になる事によりるストレスで寝れなくなることもあります。
あくまで精神的な話になるんですが、「自然と眠くなったら寝る」ぐらいに考えた方が、逆に寝付きやすいこともあります。
頑張っても眠れない場合
上記のような工夫をしても眠れない場合、どうすれば良いのか。その場合は一刻も早く、医療機関を受診しましょう。
ここ最近の医療の発達により、依存性がほとんどなく安全性の高い睡眠導入剤などがあります。
しかし、眠くするためにあえてアルコールをとるのはNG。
何故かというとアルコールは逆に依存性が高いためなんです
また、睡眠時無呼吸症候群の治療は、それが肥満によるものの場合減量が基本となります。
より積極的な治療としては、睡眠中にマスクをつけて器械から空気を送り込み、気道が塞がれるのを防ぐ方法や、マウスピースを用いる方法などがあります。
まとめ
如何でしたでしょうか?
これから3月に入り、一気に春めいた陽気になってくるにつれて体の変調なんかも起きやすい時期に入ってきます。
前回の記事のような気象病という季節要因の高い病気もありますが、今回、お話させて頂いた睡眠障害はさらに厄介な症状。
ですので、「なんとなく眠い日が続いているな」など、日中の活動にちょっとでも影響があるようであれば、今回の対策の内容を少しでも実践頂ければと思います。
では、また次回!