食欲の秋・読書の秋、そして「喘息の秋」
こんにちは!
秘書猫みーでございます。
10月も目前に迫っていて、なんとなく気候も秋らしくなってきました。あの観光名所の「黒部・立山アルペンルート」も紅葉が大分進んでるみたいですね。
みーも、一回行ってみたい(笑)
ただ、今週末から気温がグッと下がるみたいなんで、みなさんお身体はくれぐれもご自愛ください!
そんな訳で、本格的な秋本番が間近な9月の月末。
わたしの周辺でこんな声を多く聴くようになったんです。
「夜になると咳がでて、睡眠が浅いんだよなぁ」
実はこれ、季節の変わり目に多い喘息だったりするんですよ。
子供も、大人でも悩まされている方が多い喘息。発作を起こすと生活リズムに支障をきたすことになるんで、やっかいですよね。
じゃあ、なんで喘息の症状が秋に起こりやすいんでしょうか?
今回は喘息が秋に起こりやすい原因とその対策のお話!
秋に喘息が発生する3つの原因
まずは、喘息が起こる原因から入ってきましょう。
喘息が秋に起こりやすい理由としては、主に3つの原因があるんです。
ひとつずつ解説していくので皆さんメモの用意を(笑)
喘息の原因①:気温や気圧の変化
わたしの知り合いでも喘息の知り合いが多いんですけど、その方から話を聞くと
「呼吸が苦しくなる」
という感想が非常に多いんです。
これは喘息持ちの方の気道が過敏になってるので、気温や気圧の微妙な変化が刺激になっちゃうんです。
特に、季節の変わり目は朝夕の気温差って激しいですよね?
そうすると、毎日の気温の変化が大きいことによって発作が起こりやすいんです。
喘息発作が天気予報になるという人もいるほどで、台風が来る前にはいつも発作が起こるんなんて方も。
喘息の原因②:ダニやほこり
そして喘息の主たる原因となる
「家ダニ」
この厄介な生物が一年で最も増殖するのが秋の時期でなんです。
いや~、鳥肌もんです!
喘息体質の方の一番の原因ってアレルギーから来るもので、「ダニ」「ほこり」が引き起こすって言われてます。
最近ではほこりを「ハウスダスト」って表現したりして、みなさんに注意喚起するような風潮も見られる今日この頃・・。
9月から11月にかけての秋の時期は、特に家の中のダニやほこりに気を配る必要性がありそうです!
喘息の原因③:風邪などのウイルス
そして、喘息の原因の最後が「ウイルス」
この手の話になると、11月くらいから突然流行を始めるインフルエンザウィルスとかがイメージされと思うんですけど、それとはまた別の種類。
その名を「ライノウイルス」って言うんです。
特にこの時期に急に流行するウィルスなんですけど、あんまり耳にしたことってないですよね?
ちなみに、健康な人がかかった場合はちょっとした「鼻風邪ウイルス」としか感じないんです。
でも、喘息持ちの人はこのウイルスに対する抵抗力が弱くて、大きな発作を引き起こす可能性もあるんですよ。
ここで一番気を付けて欲しいのが、
『ダニやほこりの大量暴露にこのウイルスが加わった場合』なんです。
いわゆるドラゴンボールでいうフュージョンしちゃうと、とんでもない悪のパワーを持ってしまう恐れがあるんです。
最悪、重い発作症状を引き起こすと言われてますので、絶対的な注意が必要です。
そんな訳で、こんな過ごしやすい秋でも、見えない敵が多いのはお分かりいただけたのかなと思います。
では、秋の喘息はどのように対策すればよいのでしょうか?
続いては、秋の喘息の対策について知って頂きたいと思います!!
秋の喘息の対策
さてさて、ここでやっと秋の喘息に対しての有効なの対策のご紹介です。
「なんか、マスクとか色々やんなきゃいけないの?」
いやいや、その方法も有効なんですけど、今回は日常生活のちょっとしたことを意識するだけで誰でも出来ちゃうんです。
ではさっそく、前述の3つの原因に対応する対策をそれぞれお話します!
①気温や気圧の変化
まずは衣服の調整です。
「あれっ、そんなことなの?」
と思ってる方。この季節の変わり目の気温の変化に対応して、服装にも注意が必要なんですよ。
みなさんも感じてると思うんですけど、この秋は一日の気温の差が大きいんです。たまに暑い日ががあったり、そんな時は電車が冷えすぎてたり・・。
そんなときに意識してもらいたいのが
「脱ぎ着して体温調節できる服装」
です。これを心がけましょう。
比較的温度に高低差のない日中は夏と同じ服装でも構わないかもしれませんが、特に朝晩は上に羽織れるものを用意するのがベスト。
ちょっとでも寒いなと思ったら自ら調節をするのがポイントです!
また、部屋の温度の調節も重要です。
前述のとおり、体温の調整が大事だとお話ししたんですけど、外的な要因、いわゆる部屋の温度調整も大切です。
何故かというと、秋は最低気温が20℃を下回ると発作が起きやすくなるという統計があるんですよ。
「うーん、ちょっと寒いかも」
と思ったら、夜はちょっと厚めの毛布をかけたり、夜中だけ暖房をつけるなどして、日中との急激な温度差を避け、徐々に体が寒さに慣れていけるよう調整しましょう。
②:ダニやほこりに対して
さあ、次にいきましょう!
喘息の主なアレルギー源となっている「ダニ」や「ほこり」に対しては、お部屋の徹底的な掃除をすることが解決策!
特に絨毯や家具の裏など、人目に付きづらい箇所にほこりが溜まりやすいので、要チェックです。
ここで「出来るなら」というご提案なんですが、ダニやほこりの巣屈になりやすいのが
『布製品』
こちらに関してはなるべく少なくするようにして、清潔にすることができるとより良い環境になります。
また、天気の良い日などは、布団は週に数回は干しすことでダニやほこりを退治してください。
③:ウイルスに対して
ふう、駆け足でしゃべってきましたが、ラストはウィルスに関しての対策。
前述させて頂いた通り、風邪のウイルスが合併症として喘息の重い発作を引き起こすことがあるんです。
まずは、軽い風邪でもなるべくひかないように、しっかり体調管理と手洗い・うがいを心がけて頂きたいです。
また睡眠もしっかりととることが重要です。要は、凡事徹底をルーティンでしっかりこなせば大丈夫ってこと。
万が一、風邪をひいたら早く治療に当たり、喘息の発作へとつながらないように予防しましょう。
まとめ
如何でしたでしょうか?
なんとなく秋の喘息についてお分かりいただけましたでしょうか?
「もしかしたら喘息かも」
と思ったら、お医者さんに行くのが最重要事項ですが、上記の誰でも出来る対策をしっかり行って予防してくれたら、嬉しいです!
そして、食欲の秋・読書の秋、健康の秋となるよう皆さんの秋ライフが最高になるよう願っております!