夏の大敵「食中毒」
秘書猫みーでございます!
お盆休みも明けて、もう1週間ですかあ。
皆さんもちょっとずつ、普段のルーティンワークに戻ってきたんじゃないでしょうか。
しかし、ここ数日は急な天候の変化で困りますね。暑いだけならまだしも、素肌にまとわりつくようなこの湿気・・。
そして、今が夏休みという事もあって土曜・日曜を使ってレジャーなんて方も多いと思うんです。レジャーといえば定番の「バーベキュー」なんかは、あちこちの河川敷や公園でも多く見られる今日この頃。
「バーベキュー楽しかったけど、なんかお腹が・・。」
その後、腹痛や下痢、おう吐などの症状が急に出たことはありませんか?
そんなときに疑われるもののひとつが
「食中毒」
食中毒は、バーベキューなどで食べる食事だけでなく、この時期は家庭での食事でも発生してるんですよ。
そこで今回は食中毒の効果的な予防方法をお伝えします!
野菜・肉などの買い物
はい、まずはスーパーなどでの買い物の話からいきましょう。
まずは、基本中の基本でもある買う食材のコンデションが大事です。以下のような心がけて、食材の鮮度をなるべく保ってください。
・食品の消費期限を確認する
・肉・魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買う
・肉や魚などは汁が他の食品に付かないように分けてビニール袋に入れる
・長い時間の寄り道をしないで、すぐに帰宅
買った生鮮食品の家庭での保存
そして、上記のように鮮度を保った状態で、冷蔵や冷凍の必要な食品は、家庭内に持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に直行させて下さい。
その際は、肉や魚はビニール袋や容器に入れ、
他の食材に肉汁など付着しないよう注意が必要なんです。
また冷蔵庫の室内の温度調整も非常に重要な要素のひとつ。
下記の温度に室内を保つことが適切と言われているので参考に!
・冷蔵庫は10℃以下
・冷凍庫は-15℃以下
あと番外編として、冷蔵庫や冷凍庫に詰めすぎないことも大事なんです。
詰めすぎると冷気の循環が悪くなって食品が悪くなる可能性があるんです。
調理前の下準備も気を付けて
いざ調理に!
と、その前に食材の下準備がありますよね。
そして、この下準備中が怖いので皆さん手と調理器具の衛生状態はベストな状態にしてください。
当然の事ながら、調理前には必ず石けんで手を丁寧に洗ってください。
ちなみに手の丁寧な洗い方は下記のサイトを参考にすると良いですよ。
その後料理に使用する野菜などの食材を水道の流水で丁寧に、そして綺麗に洗ってください。ここどポイントがあるんですが、事前にカットされた野菜もよく洗ってくださいね。
調理時は、常に気を付ける意識を
料理の下準備が終わったら、さっそく調理へ。そしてこの調理時が一番気を付けなくてはいけません。
その中でも、食中毒の可能性が高まってしまうのが、
生肉や魚などの汁
なんです。特に果物やサラダなど生で食べるものや調理の済んだものに付着しないように心がけてください。
そのほかにも多々あるんですが、下記のポイントは是非ご注意を!
・生肉や魚、卵を触ったら都度必ず手指を洗う。
・肉や魚は十分な加熱を。
・自然解凍は避ける(冷凍食品の解凍は冷蔵庫や電子レンジを利用)
・冷凍食品は使う分だけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さない。
また、調理中・調理後の器具の取り扱いも食中毒のリスクを下げるためにはポイントなんです。
・包丁やまな板は肉用、魚用、野菜用と別々に使い分けするのがベスト
・使用後のふきんやタオルは熱湯で煮沸した後しっかり乾燥させる
・使用後の調理器具(まな板・包丁)は洗った後、熱湯をかけて殺菌
食事中・食後もご注意
ふう、ここでやっと食事に。はい、ちょっと待った。
ここでも当たり前なんですが食べる前に石けんで手を洗ってくださいね。そして、作った料理はちゃんと洗浄した綺麗で清潔なし食器を使用ください。
残った料理は、長時間、室温に放置しないように。これも大事です。次に食べるとき用の為に保存する際は清潔な容器に保存する事。
そして温め直すときも十分に加熱して食べて下さいね。
最後に、時間が経ちすぎたものは思い切って捨てるようにしてください。
「もったいないし・・」
そんな甘い誘惑を断ち切り、ちょっとでもあやしいと思ったら食べずに捨てましょう。
まとめ
そんな訳でこの夏場に多い食中毒。
レジャー時も、家庭内も注意が必要なことは少しはわかっていただけたと思います。
もし万が一おう吐や下痢の症状が出た場合は、食中毒の疑いも想定してくださいね。またこのような症状が出た場合は原因物質を排除しようという体の防御反応なんです。
医師の診断を受けずに市販の下痢止めなどの薬をむやみに服用しないようにし
早めに医師の診断を受けましょう。
それでは皆さん、8月もあと2週間。
元気いっぱいに、この夏を楽しんでくださいね!