新型コロナウィルス感染症と過去のパンデミック
こんにちは!
秘書猫みーでございます!!
10月から気温の低下、更に乾燥した日が多くなるにつれて新型コロナウィルス(COVID-19)の感染者が右肩上がりで上昇し、2度目の緊急事態宣言の可能性もチラついてきました。
そんな中、世界中の人が新型コロナウイルスの脅威に怯えながら暮らし、更には日常生活に様々な制限が課されている今日この頃‥。
既存メディアでは感染者数のみが取り沙汰され、実際にその危険性が一体どれほどのものなのかを、正確に把握しているという人は専門家を含めて殆ど居ないといっても過言ではありません。
逆にこんな時代だからこそ、新型コロナウイルスを含む過去パンデミックを引き起こした感染症の歴史を把握しておくことはとても重要ではないでしょうか?
感染症パンデミックによる死者数と流行期間
現在、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に伴うパンデミックにより、人間のあらゆる社会的活動に制約がかかっています。
「人類の歴史は感染症との闘い」と言われる通り、過去の教訓を忘れずに次に生かすことが非常に重要です。
そこで、今回は これまで人類を襲ったパンデミックによりる被害が大きかった順にランキング形式で見ていきたいと思います。
1位:ペスト(第二次パンデミック)
- 別称:黒死病
- 発生起源:中央アジア
- 死者数:2億人
- 流行期間:1331年~1855年
2位:天然痘
- 発生起源:アフリカ
- 死者数:5,600万人
- 流行期間:1520年
3位:スペインかぜ(新型インフルエンザ)
- 発生起源:アメリカ合衆国
- 死者数:4000万人〜5000万人
- 流行期間:1918年〜1919年
4位: ペスト(第一次パンデミック)
- 発生起源:エジプト方面
- 死者数:3000万人〜5000万人
- 流行期間:541年〜542年
5位:エイズ(HIV)
- 発生起源:アフリカ(チンパンジーから発生と推測される)
- 死者数:2500万人〜3500万人
- 流行期間:1981年〜現在
6位 ペスト(第三次パンデミック)
- 発生起源:中国・インドなど
- 死者数1200万人
- 流行期間:1855年
7位:ペスト(ローマ帝国時代)
- 発生起源:ローマ
- 死者数:500万人
- 流行期間:165年〜180年
8位:ペスト(17世紀の大疫病)
- 発生起源:中国
- 死者数:300万人
- 流行期間:1600年頃
9位:アジアインフルエンザ(アジアかぜ)
- 発生起源:中国
- 死者数:110万人
- 流行期間:1957年〜1958年
貿易の拡大によりパンデミックが増加
このランキングが示す通り、人類は昔からパンデミックに悩まされてきたのが一目瞭然ではないでしょうか。
更にパンデミックの規模が劇的に増加したのは貿易が拡大してからと推測されています。
人類が文明化し、より貿易が加速するとによって人間や動物の接触頻度が増えてパンデミックが起こるようになりました。
しかしながら一方で、近年はパンデミックによる死亡率が徐々に低下。これは医療の改善とパンデミックに対する理解によるものと思われます。
まとめ
新型コロナウイルス(COVID-19)による死者数は全世界で144万人に達し、パンデミックは現在も進行中であるため、残念ながら無くなる人の数はどんどん増えていくの否めません。
今現在、ワクチンの開発が急がれていますが、まだ臨床試験の段階で、我々が接種するまでまだまだ時間がかかるでしょう。
死者数がこれ以上増えてしまわないよう、一刻も早く収束することを願うばかりです。
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