抗菌・除菌・殺菌・滅菌の違いについて

抗菌・除菌・殺菌・滅菌の違いについて

手に付いた菌

こんにちは、
秘書猫みーでございます!

今世間を賑わせているのが中国から渡来してきた
「コロナウィルス」

この記事を公開した時点で中国国内では感染者が2万人を超えて、死者が500人に迫る勢いだそうです。

改めて感染症の恐ろしさを目の当たりすると、
本当に怖いですよね‥。

そして日本国内ではコロナウィルスに隠れて、インフルエンザの感染者が激増ということで、外出する際は神経を尖らせる毎日になりました。

そんな中で、皆さんも予防に勤しんでられると思うんですが、予防グッズに記載されている抗菌、除菌、殺菌、そして滅菌の違いはご存知でしょうか?

コレ、意外と知らない方が多かったりするんです‥

そんな訳で、今回は、除菌、抗菌、殺菌、滅菌の意味についておさらいをしていこうと思います!

効果によって序列が変わる

序列

まずは効果によって序列があることを知ってきましょう。

抗菌<除菌<殺菌<滅菌

の順に効果は大きくなります。

今のような寒い時期はウイルス対策などで「殺菌」や「除菌」という言葉が多く聞くとが多いと思います。

インフルエンザなどに対しては「殺菌消毒スプレー」
ノロウィルスなどは「除菌ができる洗剤」「抗菌まな板」などなど。

同じ「菌」という文字は使っているものの、その違いについてよく分からなかったと言う方も多いはず。

これらの用語は、次のように使い分けされています。

用語の意味

抗菌

主に物の表面についた菌の増殖を、長時間防止することを言います

菌を殺したり減少させるのではなく、細菌が嫌うような化合物をまな板などに散りばめたり、繊維に埋め込んだりすることで、抗菌作用をもたせるなどがあります。

除菌

菌やウイルスをある程度減少させるという意味になります。物体や液体といった対象物や、限られた空間に含まれる微生物の数を減らし、清浄度を高めることいいます。

殺菌

菌やウイルスを殺す・死滅させる」という意味。しかし殺す対象や殺した程度を含んではいないため、その一部を殺しただけでも殺菌といえます。その為「99%殺菌」などと表現されることもあります。

滅菌

定義の上で一番強力なのは「滅菌」です。

主に器具を対象とした用語で、すべての菌やウイルスを死滅または除去するという意味です。

まとめ

如何でしたでしょうか?

ちなみに上記のうち「滅菌」には基準があります。
しかし「殺菌」「除菌」「抗菌」には基準がありません。

今のような寒い時期は空気も乾燥して、様々な感染症のリスクがあるかと思います。

予防グッズなどを購入される際は、こう言った用語を使った製品を見てみてください。

そんな訳で、危険な菌やウイルスについて知識を得て、
効果的な対策が出来ればとても嬉しいです!

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!

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