世界のワクチン事情と日本の現状
こんにちは、
秘書猫みーでございます!!
4月25日から発令された緊急事態宣言。5月31日に期限を迎える予定でしたが、延長の可能性が極めて高いとの見解を政府が発表しました。
振り返ってみればこの半年間、殆どが緊急事態宣言、および”まん延防止等重点措置”による自粛要請で殆ど占められたように思います。
依然、出口が見えない我が国。日本政府の”憲法上の理由”で非常時におけるフットワークの重さが明るみとなり、ワクチン接種率も先進国では最低レベルにあると言わざるを得ません。
更に 新聞、テレビのワイドショーだけでは情報が偏ってしまい、客観的な目線で物事を判断できなくなってしまいがちです。
そこで今回は世界のワクチン事情が今現在どのような状況になっているかを皆さんと共有して、今後の一助にして頂ければ幸いです。
ワクチンの接種が完了した人(人口に占める割合)
まずは、臨床試験(治験)が完了し、承認を得て開発されたワクチンの接種が、どの程度完了したかを表でご確認下さい。
2021年5月26日更新
国名 | 人口に占める割合 |
イスラエル | 59.1% |
チリ | 40.3% |
アメリカ | 39% |
アラブ首長国連邦 | 38.8% |
イギリス | 33.7% |
スペイン | 17.4% |
イタリア | 17.2% |
ルーマニア | 16.9% |
ポーランド | 15% |
フランス | 14.7% |
トルコ | 14.3% |
ドイツ | 14.2% |
モロッコ | 13.2% |
メキシコ | 9.2% |
ブラジル | 8.9% |
ロシア | 7.7% |
コロンビア | 6.2% |
インドネシア | 3.6% |
韓国 | 3.6% |
インド | 3% |
バングラディシュ | 2.4% |
日本 | 2.3% |
各国でのワクチン承認状況
ファイザー、モデルナ社、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソン
ファイザー(米)、ビオンテック(独)が共同開発した「mRNAワクチン」は、昨年末にイギリス、アメリカ、およびヨーロッパ全域で承認され、これまでに約40カ国以上で承認を得ました。
また、モデルナ社(米)のワクチンも昨年12月に米国で緊急使用が認められ、今年1月には欧州でも承認を取得。更に、アストラゼネカ(英)のワクチンは、イギリスやインド、ヨーロッパで承認を取得しました。
更に今年2月には、米ジョンソン・エンド・ジョンソンのウイルスベクターワクチンが米国で緊急使用許可を取得。同社のワクチンは1回接種で85%の重症化予防効果を示し、接種拡大の追い風になると期待されています。
国立ガマレヤ研究所・シノバックバイオテック社・バラート・バイオテク
ロシアは昨年8月、国立ガマレヤ研究所が開発したウイルスベクターワクチン「スプートニクV」を承認。
また中国では昨年12月にシノファームの不活化ワクチンを、今年2月にシノバック(中)の同ワクチンを承認。シノバックのワクチンはチリやインドネシアでも緊急使用が認められています。
インド政府も今年1月、バラート・バイオテク(印)が開発した国産の不活化ワクチンを承認しました。
日本のワクチン事情
最後に我が国、日本のワクチン事情の現状をおさらいしておきましょう。
まず先だって2月に特例承認を取得したので米製薬大手ファイザー社と独バイオ製薬ビオンテック社のワクチン。同月から医療従事者への接種が始まりました。
更に5月には、アストラゼネカとモデルナの2つのワクチンが承認されました。
ファイザー・ビオンテックとモデルナのワクチンは、いずれも数万人規模で行われた臨床試験で95%前後の予防効果を示しました。
しかしながら、日本の新型コロナのワクチン接種の遅れが際立っていると言わざるを得ません。
接種体制の整備遅れから、発展途上国レベルの世界110位前後に低迷しているのが現状です。
まとめ
如何でしたでしょうか。
世界ではアメリカがコロナウィルスワクチンの開発、および認証が飛躍的に進み、ワクチン開発に於けるリーダー的存在になりつつあります。
更には世界各国で開発、接種が進み、実際には感染者数を減らし、コロナ前の生活に戻った国も出て参りました。
しかしながら日本は世界のGDP3位の先進国ながら、ワクチン開発は後手に回り、接種率も先進国最低レベルに陥っています。
接種が進み、普段の生活を取り戻しつつある欧米とは対照的と言わざるを得ません。
出来るだけ早く体制を整え、ワクチン接種が進むことで、早く日常を取り戻すことを願ってやみません。
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