糖尿病に関する3つの知識
秘書猫みーです。
秋深し…なんて言ってるうちに、雪が降るほどの気温になってきました。この寒さに対抗するべく、「日々たくさん食べて、しっかりとカロリーを蓄えているよ!」という「食欲の秋」を実践中の方もいらっしゃると思います。このブログでも、前回の記事で秋の味覚、そしてメタボについて取り上げました。
「秋だからって、そろそろ食べすぎには注意しなきゃ」と気持ちを切り替えようとしても、すぐにあの2大イベントが到来してしまうのです。そうです、『忘年会』と『お正月』です。忘年会で飲みすぎて、お正月に食べすぎてしまう季節。メタボ一直線、だけでなく、「あの病気」にも・・・?ということで、今回のテーマは糖尿病で知っておきたい3つの知識です。
目次
01.糖尿病って、どういうもの?
02.糖尿病には種類がある?
03.どうやって予防したら良いの?
01.糖尿病って、どういうもの?
まずはこちらをご覧ください。
わが国の糖尿病患者数は、生活習慣と社会環境の変化に伴って急速に増加している。糖尿病はひとたび発症すると治癒することはなく、放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症を引き起こし、末期には失明したり透析治療が必要となることがある。
さらに、糖尿病は脳卒中、虚血性心疾患などの心血管疾患の発症・進展を促進することも知られている。これらの合併症は患者のQOLを著しく低下させるのみでなく、医療経済的にも大きな負担を社会に強いており、今後も社会の高齢化にしたがって増大するものと考えられる。
(厚生労働省『糖尿病』「1.はじめに」より)
強烈なキーワードがいくつもありますね・・・。
- ・発症すると治癒することはなく
- ・合併症
- ・脳卒中、虚血性心疾患などの心血管疾患の発症、進展を促進することも
- ・今後も社会の高齢化にしたがって増大するものと考えられる
う、うーん、身の毛もよだつ思いです・・・だって、猫も糖尿病にかかることがあるのですから・・・。
02.糖尿病には種類がある?
大別すると4つに分けられるそうですよ。
糖尿病の病型は、
(1)1型糖尿病
(2)2型糖尿病
(3)その他
(4)妊娠糖尿病に大別できる。糖尿病の発症要因としては、遺伝的要因と環境要因が重要であるが、特に2型では生活習慣が環境因子として重要である。我が国の糖尿病の大部分をしめるものは2型糖尿病であり、本文中では特に断らない限りこの病型の糖尿病を指している。
(厚生労働省『糖尿病』「1.はじめに」より)
特に多い「2型」には、生活習慣が関係してくるのですね。となれば、普段の生活はもちろんのこと、年末年始の習慣である『忘年会』&『お正月』も過ごし方が重要なのですね(と言ってもゴロゴロしてしまいそう・・・)。
03.どうやって予防したら良いの?
大切なのはやっぱり、王道の「アレ」なようです。
糖尿病は血糖値が高くなる病気です。ですからその予防や治療には、
①血糖値が高くなるようなことを控えること
②血糖値が高くなりにくい体質に改善し、それを維持することです。
(一般社団法人 日本生活習慣病予防協会『糖尿病』「糖尿病の予防と治療」より)
バランスの良い食事で、糖に偏らない食事が大切なのでしょうけど・・・糖といえば炭水化物。炭水化物といえば、パン、麺、ご飯、お菓子にお酒。大好きなものばかり(泣) それに比べて、野菜はほんの少ししか食べてないかも・・・。体質改善とくれば、運動で適切な体重を維持すること。でも、最近で運動らしいことをしたのはいつだったかな・・・。メタボの記事でも触れたことと重なりますが、王道の「食事習慣」と「運動」に気を配ることが予防に重要なことなんですね。
まとめ
食欲の秋も年末年始も思いっきり楽しみたいのですが、心のどこかで「糖尿病に気をつけなきゃ!」と意識して、食べすぎ飲みすぎをセーブしたいものです。