慢性便秘の症状と原因・分類について

慢性便秘の症状と原因・分類について

慢性便秘の症状と原因・分類

こんにちは、
秘書猫みーでございます!!

気が付けば11月が目前に迫り、街並みに佇む街路樹も少しづつ紅葉が見受けられるようになり、秋の気配が漂って参りました。

秋といえば様々なシーンで非常に過ごしやすい時期ですよね。

スポーツの秋、
読書の秋、
そして食欲の秋。

私 みーは食いしん坊な性格なので、どうしても秋の味覚に偏りがち。それは、みなさま人間にとっても同じ事ではないでしょうか?

しかし、秋の味覚に舌鼓を打ちたいけれど、とある理由により制限せざるを得ない方もいらっしゃるようです…。

その原因のひとつが皆さんよくご存知の便秘‥。

「何日も便が出ない」、「お腹が張る」、「お腹が痛い」、「便が硬く、出すときに強くいきむ」

などなど‥。

排便に苦痛や不快感がともなう場合は「便秘」の状態かもしれません。

更に 便秘をそのままにしていると、気分が落ち込んだり、やる気が出なくなったりするなど、精神面にも悪い影響が出てきます。

そこで 今回は、便秘の症状と原因・分類について皆さんと学んでいきたいと思います!!

慢性便秘によって引き起こされるおなかの症状

おなかの症状

まずは、便秘によって引き起こされる症状をおさらいしておきましょう。

便秘には、おなかの症状、肌の症状、精神状態、肩こりやめまいなど身体に出る症状など多岐に渡りますが、今回は代表的な”おなかの症状”についてピックアップさせて頂きます。

腹部膨満(おなかの張り)

いわゆる「なんだか おなかが張る」という状態です。慢性便秘の場合、腸内で善玉菌よりも悪玉菌が繁殖する事で、ガスが発生しやすくなるり引き起こされる症状です。

腹痛

腸にたまった便やガスは、便秘(硬い便)によって出口が塞がれる事により、腹痛の原因になります。詰まった腸の口側の腸は、便やガスを肛門側に送ろうと一生懸命動いて出そうとする事で、痛みが生じます。

食欲不振

腸内に便がたまってしまい、腸全体の活動が悪化することで本来の食欲が落ちてきます。また、食欲低下により体重減少み見受けられます。

吐き気

腸内に便がたまってしまう事で腸全体の動きが悪くなると、消化液は消化管に貯留しやすくなり吐き気の原因となります。

便秘の原因は大きく分けて2つに分類

便秘の種類

前述させて頂いた症状を引き起こす便秘にはいくつかの種類があり、その原因がはっきりしているかどうかにより大きく2つに分類されます。

原因が明確な便秘―腸の器質的な異常が主な原因

分類 原因 詳細
器質性便秘 消化器官の病気が原因の便秘 大腸がんやクローン病などの病気が原因で腸の構造に異常が起こり、便が通れなくなることで生じるタイプの便秘。場合によっては便秘~腸閉塞に症状が悪化する可能性もあります。
症候性便秘 内科的な病気が原因の便秘 糖尿病やパーキンソン病など、内科的な病気の影響で生じるタイプの便秘です。
薬剤性便秘 お薬の服用が原因の便秘 服用したお薬の影響で生じるタイプの便秘。便秘に影響するお薬として、抗コリン薬や抗うつ薬などが知られていますが、特に高齢者は多くのお薬を服用している場合が多いため注意が必要です。

原因が不透明な便秘(生活習慣やストレスが主な原因)

分類 原因 詳細
機能性便秘 もっとも一般的な便秘のタイプ 生活習慣の乱れによる、偏った食事や運動不足、ストレスなどにより、腸の働きが低下することで生じるタイプの便秘。もっとも一般的な便秘のタイプといわれています。
便秘型IBS 腹痛・腹部不快感をくりかえすタイプ 便秘や腹痛、お腹の不快感がくりかえしあらわれるタイプの便秘。排便によって症状が改善・悪化を繰り返します。

慢性便秘を解消するためには生活習慣を整えること

排便の習慣

前述させて頂きました、便秘の主な症状、慢性便秘の分類をさせて頂きましたが、ではどのようにしたら慢性便秘を解消できるのでしょうか。

その第一歩が生活習慣を整える事に他なりません。

①排便の習慣づけ・便意を逃さない

きちんと決まった時間に朝食をとり、15~30分後に必ずトイレに行く習慣をつけましょう。根気良く続ければ規則的な排便のリズムができ便意が起こるようになります。また、便意を我慢していると、、直腸・結腸反射が消えて便意が低下するため、これを何度も繰り返さないよう心掛ける必要性があります。

②起床してすぐに水を飲む

朝起きたらコップ1杯の水を飲むと、腸が活発に活動しはじめます。便は腸内で水分を奪われるため、便秘には水分を少しでも多くとることが大切です。

③食生活を整える(食物繊維・果物・脂肪の摂取)

きちんと3食規則正しく食事をとることで排泄もスムーズに行われます。更に、食物繊維や果物、脂肪をバランスよく取り入れることで、排便をスムーズにしたり、大便を排出する作用を及ぼしたりする事が出来ます。また、ビフィズス菌・オリゴ糖を取り、腸内に善玉菌の多い快適な腸内環境をつくることが大切です。

④適度な運動・マッサージ・指圧

運動することで血液循環が良くなって大腸の動きが活発になります。便を押し出すために必要な腹筋の強化も期待できます。またマッサージ・指圧をする事で直接大腸への刺激となって、大腸の動きが活発になります。

⑤ストレス対策

精神的ストレスが積み重なると自律神経の動きが乱れ、腸の働きも乱されて便秘を起こしやすくなります。上手に発散しましょう。また、便秘を気にしすぎることもストレスになるので気長に構えましょう。

まとめ

如何でしたでしょうか?

便秘は大きく2つに分類されると上記で解説しましたが、さまざまな原因が複雑に絡み合う便秘もあります。

また、便秘の方は、そうでない方に比べて大腸がんになるリスクが高いという報告もあります。

「便秘で病院に行くなんて恥ずかしい」「たかが便秘ぐらいで」と思わず、医師による適切な診断・治療を受けることが大切です。

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