巻き爪の原因と予防
こんにちは!
秘書猫みーでございます!!
気が付けば秋も深まってきて、場合によっては薄手のコートが必要なくらい寒い日も‥。
秋は「食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋」などのように形容されることが多いですが、オシャレの季節とも言えますよね?
女性の方は様々なコーディネートを想定されているかと思いますが、秋とえばブーツなど「かかとの高いオシャレ度の高い靴」を履きこなす方もいらっしゃいます。
しかし、オシャレな靴というのはある意味で足に負担をかけてしまう可能性をはらんでます。
特に足の爪に何らかの悩みを抱えているという人は、実はとても多いことが分かっていますが、そのなかで最も多いのが「巻き爪」。
なんと70%の女性が巻き爪など足の爪に問題を抱えているという統計も‥。
更に姿勢や歩き方が悪くなるため、ひざや腰の痛みの原因となり、特に高齢者の場合には転倒につながる危険もあります。
それでは なぜ巻き爪となってしまうのでしょうか?
ここでは、巻き爪発生のメカニズムと、予防の方法をご紹介します。
巻き爪の主な原因
まずは巻き爪はどのような状態を指すのでしょうか。
巻き爪とは、爪の端が湾曲した状態のこと。
症状が進んでしまうと爪が皮ふに食い込み、痛みが発生。更に痛みを避けようとして、姿勢や歩き方が悪くなり、ひざ痛や関節痛、腰痛を誘発してしまうことも‥。
巻き爪になる原因は、大きく3つあります。
①爪の湾曲を抑止する力が足りない
爪には本来、丸くなろうとする性質があります。足の指をつかって歩くと、地面からの力と、爪が丸くなろうとする力が釣り合い、爪が平らになります。
ところが歩く時間が短かったり、足の指をきちんと使っていないと爪が丸くなろうとする力のほうが強くなり、巻き爪になってしまいます。
②爪への圧迫
特に女性に見受けられますが、ヒールの高い靴、先のとがった靴は指先に体重が集中してしまい外反母趾、開張足など足の変形で「浮き指」になる可能性が高まります。すると足の指に力を入れて歩かなくなるため巻き爪になりやすいです。
③間違った爪きり
深爪のように爪を短く切りすぎると、露出してしまった皮ふが盛り上がり、皮ふに当たった爪が丸まりやすくなるといわれています。
巻爪のならない為の対処法
巻き爪は、姿勢や歩き方、間違った靴選び、深爪など、普段の生活習慣が複合的に関わって起きています。
巻き爪を予防するには、原因となる生活習慣の改善を含めた毎日の意識が大切になります。
①正しい歩き方を意識する
巻き爪を予防するためには正しい歩き方が必須。歩くときにはまずかかとから着地し、足裏全体に体重をかけ、足指でしっかり蹴り出すようにしましょう。足指を使うことで爪が巻くのを予防できますし、血行がよくなり爪の成長にもいい影響があります。
足の指を使って歩くことを意識し、歩く時間を増やすことで丸くなろうとする爪の力を抑制することに繋がります。
②自分の足に合った靴をチョイス
履くときには「毎回」ひもを下からしっかり締め上げて足首とかかと部分を固定しましょう。そうすると歩行が安定して靴の中で足が滑りにくくなり、足が前に出しやすくなるので、しっかり蹴り出せることを実感できます。
③正しく爪を切る
極端な深爪しないで、爪の先を四角く切ってから、両端を少し切るようにしましょう。
④清潔に保つ
足をしっかり観察して良く洗い、清潔に保ちます。巻き爪があると角質がたまりやすく、たまった角質は痛みの原因になりますので歯ブラシなどを使って洗うと良いです。
正しい爪の切り方
では爪を健康に保つにはどうしたらいいでしょうか?
そこで皆さんにお伝えしたいのは正しい爪切り「スクエア カット」。スクエアカットは、皮膚から水平に切って角を残す切り方です。
爪は曲線で切るのではなく、まっすぐ四角にカットすることを意識した方が巻き爪になりにくくなります。
ポイント①
爪の上部をまっすぐにカットするように切ってください。爪の長さは指先と同じくらいまで残すことを目安にします。
ポイント②
指先のカーブに合わせて爪の両端をヤスリで丸く整えることで、巻き爪のリスクを減らすことができます。
まとめ
最近、男女を問わず、巻き爪の症状で悩んでいる方が増えており、患者さんの数は約10人に1人の割合と言われています。
症状が見られない場合でも、知らず知らずのうちに、巻き爪の予備軍になっていることもありますので、日頃から注意しておきましょう。
足親指に巻き爪の症状のある男女(関東) 試験情報
MKT001 (足親指に巻き爪の症状のある男女 20〜70歳 通所10〜12回)
※上記図の④〜⑥に該当する方はリンク先より是非お申し込み下さい。