熱中症 2017
こんにちは。
秘書猫みーです。
暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
これだけ暑い日が続くと注意したいのは熱中症ですよね。湿度も気温も高いこの時期こそ正しい知識を身につけて本格的な夏に備えましょう。
熱中症とはそもそも、熱中症とは何でしょうか?
熱中症とは「熱あたり」ともいい、体内の水分及び塩分のバランスが崩れ、体内の調整機能が破綻して発症する障害のことです。
人間の体温は、36℃台に保たれるようになっていますが、運動による発熱で体温は上昇します。
そして、皮膚から空気への対流と、汗が蒸発する際の気化熱により体温は低下します。
6月〜9月は、相対湿度平均が70%前後の月が続きます。相対湿度が70%の場合、気温26℃以上で「警戒」、29℃以上で「厳重警戒」、32℃以上で「危険」となります。
6月〜9月の最高気温平均は、ほとんどが26℃以上のため、熱中症を発症する可能性は高いと考えられます。
日本の夏は、“暑い上に湿度が高い”ために熱中症になりやすい、と言えるのでしょう。
そこで今回は、熱中症のリスクを軽減するためのちょっとした予防と対策をまとめさせていただきました。
目次
01.暑さを避ける
02.服装を工夫する
03.水分補給
04.経口補水液の取り方(かくれ脱水)
予防と対策
01.暑さを避ける
屋外では、日陰を選んで歩いたり、日傘をさしたり帽子をかぶったりしましょう。
また、屋内での熱中症を防ぐため、扇風機やエアコンを適切(設定温度28度以下、湿度60%以下)に使ったり、すだれやカーテンで直射日光を防いだりして、暑さを避けましょう。
02.服装を工夫する
汗を吸収してくれる吸水性に優れた素材の服や下着を着ましょう。
また、えり元はなるべく緩めて、熱気や汗が出ていきやすいように通気しましょう。太陽光の下では熱を吸収して熱くなる黒色型の衣類は避けましょう。
03.水分補給
一度に大量の水分を摂るよりも、少しづつこまめに摂っていく方が水分補給としては効果的です。
また、喉が渇いたと感じた時点で、既に軽い脱水症状が始まっているので、渇感を感じる前に定期的に水分を摂ることで熱中症になるのを防ぐことができます。
04.経口補水液の取り方(かくれ脱水)
脱水症のような症状があって、経口補水液を、「ゴクゴク飲みたい」と思っても、 チビリチビリゆっくり飲んでください。
経口補水液は点滴と同等の水分と電解質ですので、点滴と同じようにゆっくり時間をかけて飲むようにしましょう。
目安は30分掛けて500mlです。
一気にゴクゴクと飲んでしまうと下記のように
- 1.急激に水分を吸収
- 2.血液が一時的に薄まる
- 3.体がいつもの血液の濃さに戻そうとする
- 4.尿を出して水分を出す
- 5.補給した水分が出てしまう
- 6.脱水症が改善しない
ということになります。
経口補水液は、脱水症状時の食餌療法のための特別用途食品であり、一般人が普段飲用することを想定して作られていないので、医師、薬剤師の説明を聞いて飲みはじめてください。
「熱中症2017」まとめ
気象庁の予報では、2017年(平成29年)の夏は、ラーニャ現象で全国的に平年より気温が高くなる見込みです。
7月下旬に梅雨が明けるといよいよ本格的な夏です。 海に花火にビールにと楽しいこともたくさん待っています。
くれぐれも体調を崩さぬ様ご自愛ください。